結婚式で使ってはいけない忌み言葉とは?

1.忌み言葉

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おめでたい席に忌み言葉は厳禁

忌み言葉とは不吉な意味を連想される言葉で、おめでたい結婚式で使用することはタブーとされています。夫婦の別離や再婚を連想させる言葉や、死などの不幸事を連想させる言葉などは忌み言葉とされており、晴れの日にはふさわしくないと言われています。 普段は何気なく使っている言い回しでも忌み言葉に該当することも多いので、知らず知らずの間に使ってしまわないように結婚式前には必ず原稿をチェックしましょう。

ゲスト側も気を付けよう

忌み言葉に気をつけなければいけないのは新郎新婦だけではありません。スピーチや乾杯などで忌み言葉を使ってしまうと、一気に会場の空気が不穏になる可能性もあります。 親しい友人、同僚だから少しくらいは大丈夫だろうと思ってはいけません。結婚式には親戚や上司など年配の方も多く出席しますので、失礼のないように準備していかなければなりません。また、司会者が突然コメントを求めてくる場合もありますので、使ってはいけない言葉をしっかりと覚えておきましょう。

2.避けた方が良い言葉

別れや不吉なことを連想させる言葉

これから新たな人生をスタートさせる2人を祝福する場では、別れや不幸、死を連想させるような不吉な言葉は絶対に使ってはいけません。「別れる」、「終わる」、「帰る」、「切る」など様々な言葉があります。これらの言葉は直接的に別離や不幸を連想させてしまうので、せっかくの祝福ムードの会場に水を差してしまいます。

再婚、繰り返しの言葉

繰り返しの言葉も再婚や不幸ごとの繰り返しを連想させるのでタブーとされています。 「重ね重ね」、「たびたび」、「くれぐれも」など、普段の生活ではよく耳にする言葉がたくさんあり、忌み言葉であることを知っていなければ使ってしまいそうになる表現です。「重ね重ねお礼を…」、「色々な思い出を…」など、結婚式で言ってしまいがちな表現もあるので無意識のうちに口にしないように気をつけましょう。

3.忌み言葉はうまく言い換えよう

別の表現に言い換える

忌み言葉を使ってしまいそうな場面は意外と多くあります。しかし、そんな時はうまく言い換えてみましょう。 例えば、スピーチでの「2人が新たな人生のスタートを切ることができたのは」という表現も「2人が新たな人生のスタートラインに立てたのは」という言葉に直せば、意味合いは全く変えずに自然に言い換えることができます。結婚式の定番のイベントとなっているケーキカットも「ケーキを切る」と言ってはいけませんが、「ナイフを入れる」という表現に変えれば問題ありません。 また、「これにて披露宴は終了となりますが」という挨拶も「これにて披露宴はお開きとなりますが」という言い回しを使いましょう。無事に披露宴が終わってホッとした時に思わず使ってしまいそうな言葉ですが、最後まで失礼のないように気を抜かず進行させなければなりません。

句読点

忌み言葉を避けなければならないのはスピーチだけではありません。写真や祝電、ムービーに挿入するコメントなどにも気を配りましょう。文字にした時につい使ってしまいがちなのが句読点です。 「、」や「。」といった句読点を使って文章を読みやすくしたいという気持ちになりますが、句読点は「切れる」、「終わる」という意味合いを持つので祝いの席では避けたほうが良いでしょう。その代わりに文章の区切りに空白を入れると読みやすくなります。 結婚式では使ってはいけない言葉が多いので何を言えばいいか難しいと思われるかもしれませんが、工夫次第で自然な形で晴れの日にふさわしい言い回しに変えることができます。

 

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結婚式の受付をする際に気を付けたい服装マナーとは?

結婚式は両家の顔

仲の良い友人や同僚から結婚式に招待される際に、受付を頼まれることがあります。結婚式の受付は、ゲストが式場に入ってきた際に一番最初に向かう場所です。新郎新婦両家の代理となり、大切なゲストをお出迎えする大切な役割を持っています。 このような大役を任されたからには、服装のマナーもしっかりと守らなければなりません。ご祝儀を預かったり、時には御車代をお渡しするという責任のある役目がある受付係が、マナーに沿わない服装で出席するのは失礼に当たります。新郎新婦両家の方々はもちろん、全てのゲストに好感を持っていただけるような服装を心がけましょう。

女性の服装

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明るく華やかな服装がベスト

受付で最もベストなのは、明るく華やかな服装です。結婚式がより一層華やかな雰囲気になります。ドレスの場合は、派手すぎない明るく爽やかな色を選ぶと良いでしょう。また、女性の服装で特に喜ばれるのが和装です。和装を着る場合は、未婚の女性なら振袖、既婚の女性は訪問着を着用しましょう。フォーマルな場にも相応しく、その場にいるだけで一気に華やかな印象になります。 ゲストの方とのご祝儀の受け渡しがあるので、爪のお手入れも大切です。あまり長すぎない長さで、ドレスや和装の色にぴったり合うネイルをしましょう。

避けた方がいい服装

受付に限ることではありませんが結婚式に招待された女性は白いドレスはタブーです。白は華やかで清潔感がありますが、花嫁の色とされてるので着用しないようにしましょう。また、受付は多くの人を最初にお出迎えする場所なので、明るく清楚な服装が好まれます。そのため、派手な柄物のドレスや黒いドレスも避けた方が良いでしょう。 昼間の披露宴では肩を露出するのはマナー違反とされています。肩が出ているタイプのドレスも多いですが、その場合はボレロやショールなどを羽織って肩を隠しましょう。受付はフォーマルな服装である方が良いので、夜の披露宴の場合も羽織物を着用する方が望ましいと言えます。

受付ではお辞儀を何度もするということを忘れずに

受付ではたくさんのゲストの方をお迎えします。何十人ものゲストをお迎えするたびにお辞儀をしたり、招待客リストをチェックしたりと下を向く機会が多くあります。そのたびに髪の毛が前に落ちてしまわないように、アップかハーフアップですっきりとまとめておきましょう。 前髪が顔にかかって気になるという方は、前髪からサイドにかけて編み込むと邪魔にもならず、流行りのヘアスタイルにもできます。 また、胸元の大きく開いたドレスも避けましょう。胸元がしっかりした動きやすいドレスが好ましいです。ドレスを試着する際には鏡の前でしっかりとお辞儀をして、相手からどのように見えるかを確認してから購入すると良いでしょう。

男性の服装

清潔感のあるフォーマルな服装で

男性の場合はスーツが基本です。スーツといっても、普段ビジネス用で着ているスーツではなく、きちんとしたフォーマル用のスーツを着用しましょう。秋や冬などの肌寒い時期にはベストを合わせると、よりフォーマル感がアップします。 そして、忘れてはならないのが清潔感です。爪は短く清潔にしておき、髭やヘアスタイルもきちんとセットしておきましょう。靴も傷や汚れがついていないか要チェックです。必ず家を出る前に磨いておくようにしましょう。

ダークスーツに明るい小物で華やかさをプラス

スーツの色はブラックや紺、グレーなどのダーク系が好ましいとされています。女性のように服の色で色とりどりの華やかさは表現できませんが、シャツやネクタイなどで華やかさを演出することができます。白いシャツは清潔感もあり、どの色のスーツにも合わせやすいという長所がありますが、華やかさを出したいという方はカラーシャツも良いでしょう。 ネクタイはシャツの色にも合う、質の良いものを選びましょう。ライトブルーや薄ピンクなどの明るい色も人気があります。明るい色のネクタイであれば無地でも華やかに見えますし、すっきりとした爽やかな雰囲気になります。そして、ネクタイと同系色のダークスーツは地味になりがちなので、ネクタイとポケットチーフを差し色にするとメリハリのある印象になります。

 

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ふたりの晴れ姿を思い出に、結婚式のアルバムは大切な宝物になる!

花嫁、花婿衣装を着てみんなに祝福を受ける、人生のハイライトともいえる結婚式は、多くの人にとって一生に一度の経験になります。プロのカメラマンから友人まで、撮影を依頼してできるだけいろいろな写真を残したいですね。 写真を撮るだけでなく、結婚式のアルバムを作ることがおすすめ。

最高の時間を形にした結婚式のアルバムは、一生モノの記念になるでしょう。 今回は、結婚式ではアルバムを作ってほしい理由と、その種類についてご紹介していきます。

結婚式のアルバムを作った方が良い理由

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結婚式のアルバムを作るかどうか迷ったら、作った方が良いでしょう。後で作ろうと思っていたのに、その後生活に追われ作れなかったという後悔の声も聞かれるのが現実です。 実際に結婚式当日は挙式から披露宴、二次会と一日中移動や着替えなど、新郎新婦はあわただしくなります。

 

またゲストへの気遣いもあり、なかなか式の様子をじっくり見る時間が取りにくいのが現実です。そのため、思い出を写真という形にして残すことで、結婚式の様子を振り返るきっかけを作れます。 写真を現像することが少なくなった今でも、アルバムの形にまとまっていると見る機会が増えます。

 

また、大切な記念品としてアルバム自体にも愛着が感じられるでしょう。 結婚式に出席しなかった人に見せるときにも、DVDよりアルバムの方が紹介しやすくなるのもポイントです。思い出を形にしたアルバムを結婚式の記念に作ると、一生の宝物になるでしょう。

作り方もさまざまな結婚式アルバムの種類

結婚式のアルバムを作る方法はいくつかあります。予算や目的に合わせて検討すると良いでしょう。 まずは、プロカメラマンの写真を式場の方でまとめてくれるアルバムです。写真を依頼する際にアルバムの料金も提示されることが多く、質の高い写真で作る完成度の高い一冊になります。

 

準備段階や挙式中などゲストは入れないシーンを撮影してくれることも多く、貴重なショットが載せられます。 そうしたアルバムを作るには、撮影代に加えて、少なくとも一冊あたり5万円から10万円ほどの追加料金がかかると言われています。※1多少高額になりますが、紙の質なども良いので長期間保管も可能な一生モノのアルバムが作れます。

 

つづいて、友人などの撮影によるスナップショットをつかった手作りのアルバムです。結婚式のペーパーアイテムを一緒に入れたり、自分たちで書き込んだりといった思い入れのこもったアルバムにできるでしょう。アルバム台紙を購入して来れば手軽に作れるので、手作りが好きなカップルは作る課程も楽しめるお気に入りの一冊ができるでしょう。

 

なかには、デジカメをレンタルし、結婚式の様子を撮影後に返却するだけで、フォトアルバムにしてくれる「いい旅日記」という便利なサービスもあります。撮影したデータを整理するのが面倒という方も多いと思いますので、こういうサービスを利用するのも良いでしょう。

いい旅日記について詳しくはこちら

 

また、最近は写真のデータから自分たちで編集したオリジナルアルバムも人気があります。最近は結婚式に特化したフォトブックのサイトは数多くあり、結婚式の写真データが手に入ればだれでも簡単に本格的なアルバムが作れます。 プロカメラマンの撮影データ購入をすれば、質の高いアルバムが自分たちで手ごろ作れ、プレゼント用に増刷することもできます。

[参考]結婚式のアルバム費用はなぜ高い?撮影費用の相場と値上がりポイント

贈り物になる結婚式のアルバム

結婚式のアルバムを人に贈る場合は、自分たち用のアルバムよりも少ないページ数でも大丈夫です。新郎新婦のツーショットばかりではなく、贈る人と一緒に写った写真を中心にまとめると良いでしょう。

 

また、手に取りやすいようにA4よりも小さめのサイズにすると、見てもらえる機会も増えます。 中でも、両家の両親や祖父母に、結婚式の記念アルバムをプレゼントして喜ばれたという人が多くなります。親族や両親との集合写真を台紙付きで贈るのは一般的ですが、花束を贈る場面や、バージンロードなどのスナップショットが載ったアルバムは見直すたびに感動がよみがえります。

 

大切な人に贈る場合は、デザインは上品なものがよいでしょう。白い箱に入れてプレゼント用のラッピングをしてくれる式場や、アルバム制作サイトも見られます。予算と相談しながら、両家の両親にプレゼントすることも考えてみてはいかがでしょう。

まとめ

結婚式を計画したら、結婚式の記念にアルバムを作ることを考えてみましょう。式場のプランでは高くて迷ってしまう場合は、予算を抑えるために手作りのアルバムにする方法もあります。

自分たち用にはボリュームたっぷり、贈り物には手に取りやすいサイズといったように用途を変えて何冊か作ることもできます。 将来子どもを持った時にも見せられるように、素敵な写真をたくさん集めて結婚式のアルバムを作っておくことがおすすめです。

 

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